令和7年度 調布幼稚園 すくわくプログラム報告
1.テーマ
プログラミング講師の指導に教員も主体的にかかわり指導方法を学んだり、幼児理解を深めたりする。
2.テーマ設定の理由
同じ法人の中等部高等部の情報科教員の協力を得て行うプログラミングの活動を通して、目標に到達したいというめあてをもち、その過程を試行錯誤しながら考え、達成できた喜びや充実感を味わう体験 をすることで、幼児期にふさわしい論理的な思考の芽生えを促したり、問題解決能力を養ったりする。
3.ねらい
〇幼児に論理的な思考の芽生えを促したり、問題解決能力を養ったりする。
→目標に到達したいという気持ちをもち、その過程を試行錯誤しながら考え、達成できた喜びや
充実感を味わう。
→「アンプラグド」の取り組みを行い、実際に子どもが考えたり試したりしながら論理的な思考を
養う
〇小学校でのプログラミング教育に関心をもちスムーズな接続に繋げる。
4.活動スケジュール
【年中組】
5月、9月、12月、1月、2月の月に1回 合計5回
1クラス30分
【年長組】
5月、6月、7月、9月、11月、12月、1月、2月の月に1回 合計8回
1クラス40分
5.活動の記録
【年中組】
【年長組】
6.まとめ
〇講師の意図をくみ教師は援助を行うが、その際に、幼児の考えを否定したり、幼児に指示を出したりするような言葉がけはしない。また、2~3人組で協力して行えるか、前向きになる問いかけが行えるか、幼児のつまづきは何なのかなどをくみ取り援助を行ったり、幼児が楽しんでいるところに共感したりする声掛けを行う。
〇理解度に個人差があるため、理解度に焦点をあてた記録を付けることも行った。限られた時間の中で達成感を得られた幼児は良いが、得られなかった幼児への援助や声掛けについて考える必要があると感じた。
〇年中組と年長組のうちに、何度も磁石付カードを用いてゴールまでのルートを考える活動を行っておくことが、トイオを用いて活動を行う際に必要な見通す力に繋がり、実際にトイオを用いて活動する際には、すべてのマス目に矢印が置かれていなくてもゴールまでのルートをイメージすることができるようになっていると感じた。
〇カードとトイオの機能が分かり、要領が分かってくると積極的に活動を進め、トイオの動きを見通して考える姿が見られるようになった。
〇2~3人組のグループで取り組んでいるが、分かって次々に進められるグループと戸惑っているグループに差がある。講師の説明だけでなく、教師が分かりやすい言葉で援助や補足を行うと課題クリアに繋がった。
〇課題を進めるうちに、友達と意見を出し合ったり、譲り合ったりして活動を進める姿が見られるようになり、試したり、楽しんだりする姿に繋がった。
〇複雑な迷路に対して、試行錯誤しながら順序立てて考えていくことは、繰り返しの中で上達していく姿が見られ「ちょっと難しいことに挑戦する」ことも達成されていた。


